洋食と日本酒の相性
日本酒は日本伝統のお酒で
主に和食と相性が良いです。
刺身、お寿司、煮物、揚げ物等
日本伝統の料理とその料理に合う日本酒の組み合わせは
食事を何倍にも楽しい時間にしてくれます
2013年に和食がユネスコ無形文化遺産に登録されました
和食や日本食材に注目が集まると同時に
日本酒や焼酎など日本のお酒にも注目があつまり始めました
ワインと日本酒は同じ醸造酒ということもあり
フレンチやイタリアンと日本酒を合わせて料理を提供するような
お店も出てきました
ワイングラスが鼻を覆うような作りになっている理由は
ワインの香りを飲む時にも感じてもらう意図があります
ワイングラスに注ぎ提供するお店が国内外で人気を博すようになりました
日本酒は和食にしか合わないという考え方は捨て
今からご紹介する料理と日本酒を合わせて食事を楽しんでください
①フレンチ
■スモークサーモン、生ハム
前菜とよく冷やした純米大吟醸酒の組み合わせは抜群です
サッパリした味わいの前菜とフルーティーだけどお米感も残る
若めのお酒をワイングラスで楽しむ
普段、白ワインを合わせがちですが純米大吟醸酒との相性も抜群
■ムニエル
白身魚を使うムニエルに合わせる日本酒は
ここは敢えて、古酒よりの純米酒を合わせると良い
白身魚自体はサッパリした印象だがムニエルに使用するソースは
意外と濃いので意外とお米感の強い純米酒が合う
ジビエ料理人気が高まって来ておりますが
昔からフランス料理として愛され続けてきたラムチョップ
羊の独特な匂いが苦手な人もいれば逆にあの匂いが好きな人もいる
癖の強い料理には癖が強い日本酒を合わせるのがセオリー
癖の強い日本酒といえば山廃純米系しかも無濾過原酒
みりんに近い日本酒や、甘酸っぱさが特徴の日本酒など
本当に幅広い味を楽しめるのが山廃系
山廃って文字だけ見ると少し美味しくなさそうな印象を持ちがちだが
逆にそれが癖になって美味しさの秘訣になっている
癖のラムと癖の山廃
癖同士のマリアージュをご賞味あれ
■合鴨ロースト
フレンチといえば合鴨のイメージをお持ちの方も多いのでは
合鴨は食べ易い食べ口だが噛めば噛むほど奥深い味が口中に広がる
それと相性が良いのは山廃系純米だ
山廃系のナッツやキノコ系の香りがする日本酒と合鴨が合う
ここはワイングラスではなく口が大きく開いたガラスお猪口で
楽しんで頂きたい
■牛肉の赤ワイン煮
フレンチのメインディッシュの代表格はゴールドに近い日本酒
古酒を合わせて欲しい
赤ワインで長時間煮込んだホロホロの牛肉との相性間違いなし
牛肉の旨味と赤ワインんのコクを古酒が更に引立てる
普段、赤ワインを合わせ渋みを楽しむ人が多いと思うが
古酒も引けを取らない
赤ワイン用のグラスに古酒を注ぎグラスの中に入った
日本酒を回しながら飲むと香りが顔全体に広がり
身体全体で料理を楽しめる
今回は日本酒とフレンチの意外な組み合わせを紹介した
ワイングラスで日本酒を飲むと今まで感じなかった
日本酒の新たな一面に出会う
レストランや家飲みで是非試して欲しい組み合わせである