今日からあなたも日本酒マスター

 

 

最近、居酒屋やスーパーで

日本酒を見る機会が増えたのではないだろうか

獺祭や十四代などが地酒ブームを巻き起こし

各地方の地酒メーカーのお酒の取扱いが増えたように感じる。

 

しかし、名前が読めなかったり

純米大吟醸磨き三割九分とか

見慣れない文字が並び

結局普段頼むビールやウィスキーを注文される方が

多いのでは無いだろうか。

 

そんな人の為に今日は日本酒のこれだけは

知っておけば今日から日本酒マスターになれる

用語説明をしたい。

 

まず、日本酒を大きく分けると

純米酒とそれ以外に分類出来る

純米酒とは読んで字の如く

お米のみで造られたお酒という意味だ

逆にそれ以外のお酒はお米以外に醸造アルコールを添加している

 

より日本酒感を味わいたい人は純米酒

キレのある味わいを楽しみたい人は純米酒以外

を注文しよう。

 

正直これが分かるだけで日本酒の3割程度は理解した事になる

 

次に大事なポイントは

吟醸酒大吟醸酒かそれ以外

吟醸酒大吟醸酒の違いはお米の磨き度合の違いで

吟醸は60%以下、大吟醸は50%以下の違いのみ

なのでまとめて吟醸酒と称される事が多い

 

吟醸酒の特徴は吟醸造りと言われる特別な製法で

造られ主にフルーティーな香りが特徴のお酒に出来上がる

リンゴ、バナナなどの香りがする為、是非女性にオススメしたい

 

それ以外で良く目にするものは

本醸造ではないだろうか

特に八海山が有名でこだわりを持つ居酒屋にあるイメージ

本醸造と見ると何か凄い作り方がされているのかと

感じる方も多いかもしれないが

吟醸酒がお米の磨き度合60%なのに対し

本醸造は70%以下で良く

吟醸造りをする必要もない。

更に、醸造用アルコールも添加されており

比較的昔の日本酒のイメージに近いお酒が多い

日本酒初心者の男性は本醸造から飲み始めると

日本酒が好きなのかどうかを測るバロメーターになる

 

ここまで理解出来ればほぼ日本酒マスターと呼べるレベルにある

というのも後はこれらの組合せだけで

純米大吟醸 磨き三割九分の場合なら

原材料はお米100%を使用し

そのお米を50%以下まで磨き

吟醸造りをしたフルーティーなお酒

磨き三割九分の意味はお米の精米度合を意味し

39%までお米を磨きました

を意味する

 

なぜお米をそこまで磨く必要があるの?

と疑問に思う人もいるかもしれないが

お米は中心部に寄る程栄養価が高く

日本酒造りに適した成分が多い。逆に外側には日本酒造りを邪魔する成分が多い為

それを磨き落とす必要がある

また、100あるお米を39まで磨くので

その分原料として使うお米の量も増える

それもありわざわざ磨き三割九分を強調するネーミングをする

酒蔵もある

このお酒は手間暇かけてコストが掛かってます

って事をアピールする為に

 

 

もう一度日本酒の難しい用語を説明すると

日本酒は純米酒とそれ以外

純米酒は原料にお米のみを使って造られる

吟醸酒とフルーティーな香りが特徴で

吟醸造りと呼ばれる特別な製法で仕上げられる

日本酒に使われるお米は基本的に玄米を精米する

その精米度合によって本醸造大吟醸と呼ばれる

 

後はこれらを組合せてネーミングしているだけで

何も難しい事はない

難しい事と言えばお酒の名前が凝りすぎて読めないくらい

名前が分からなくてもどんなお酒かは想像出来るので

注文するときに製法の名前を店員さんに告げれば

そこから会話に繋がりお酒の名前が読めず

恥ずかしい思いをすることもないだろう

 

ここまでマスター出来ればあなたも今日から日本酒マスター