スパークリング清酒澪一果 飲んでみた 

 

 

今回は宝酒造の新製品

スパークリング清酒澪一果の説明と実際に飲んだ感想をご紹介します。

 

12月17日から1都6県(東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県)、で数量限定発売した。

 

スパークリング清酒澪同様、原材料は米と米麹のみを使用。お米生まれのバナナとイチゴの香りが特徴のスパークリング清酒一果を発売した。

 

現行品の澪はアルコール度数5%だがそれより低い4%で販売され、より女性を意識した商品になっている。その証拠に、バナナとイチゴといったフルーティーな香りが特徴。

 

世界にひとつだけのスパークリング清酒であることを表現した。ボトルデザインもはじける果実の香りをイメージしたデザインで、店頭や食卓をより一層豪華にする。

 

容量210ml、希望小売価格310円と飲み切り出来る容量とお買い求め易い価格設定にも注目したい。

年末年始の忘年会や新年会、ホームパーティーにぴったりな商品をこの時期に発売するマーケティングのうまさには脱帽です。

 

ここからは実際に飲んでみた感想です。

日本酒玄人の方はお分かりだろうがバナナやイチゴの香りを米と米麹のみで作り出すのは相当な技術力が必要だ。人工甘味料不使用でバナナとイチゴの香りをどう表現するのか楽しみである。

 

・一果イチゴのような香りのスパークリング清酒を飲んだ感想

 

アルコール度数4%、原材料がお米ということもあり非常に飲み易い印象を受けた。微炭酸が心地よい喉越しで飲み飽きない。甘ったるいイチゴではなく、ほのかに香るイチゴ味が美味しい。本当にお米からこの味と香りが出来上がるのかと疑ってしまった。

 

・一果バナナのような香りのスパークリング清酒を飲んだ感想

 

こちらもイチゴと同じくアルコール度数4%なのでかなり飲み易い。香りはというと一瞬でバナナを感じられた。バナナの香りを出す酵母を上手く使っているなという感想。イチゴ同様、甘ったるくなくふんわりとしたバナナの香りが口の中に広がりほのかにバナナの後味が残る。

 

両方共、とても美味しく今までに飲んだ事がないスパークリング清酒であった。現行の澪やスパークリングワインにも無い味と香りで一度飲んだら忘れられないでしょう。

 

チーズやレーズンと非常に相性が良かった。

洋系は勿論、和の食べ物との相性も良い。お浸しや出汁巻卵やおでんなど出汁の効いた料理とも合わせたい味わいであった。

 

今回は宝酒造の新商品、澪一果を紹介した。米と米麹のみを原料に作るスパークリング清酒、イチゴ・バナナの香りで一度飲んだらリピート間違いなしだ。

店頭や居酒屋で見かけた時には是非、飲んで頂きたい。

日本酒と洋食の相性 〜イタリアン編〜

 

 

今回はイタリア料理と日本酒の相性を紹介します

 

イタリアンと言われるとピザやパスタを想像する方が多いだろう

流石にワインでしょというそこのあなた

日本酒も合いますよ

 

 

なぜならどちらも原材料は穀類から出来ているからです

ピザやパスタの生地は小麦粉から作られます

日本酒はお米を発酵して作られます

 

ブドウを原料に作られるワインと合わせるより

相性が良い理由は原材料の違いにあります

 

小麦粉とお米由来のデンプンのほのかな甘みがマッチします

 

意外な発見があるイタリア料理と日本酒の相性を掘り下げていきます

 

■カプレーゼ

イタリア料理を代表する前菜と言って良いでしょう

カリブ島のサラダという意味を持つカプレーゼは

スライストマトとモッツァレラチーズにオリーズオイルをかた

シンプルだけど美味しい超コスパの良い料理

そんなカプレーゼに合わせる日本酒はよく冷やした純米大吟醸酒

低温で提供する事でスッキリとした喉越しを楽しめる

温度が低いと香りが抑えられる効果があるが

口の中に入れた時、一気に温度が上がり香りが広がる為

前菜と低温の吟醸酒の組合せは料理の邪魔をせず食事を楽しめる

 

 

白身魚フリット

イタリア近郊の海で取れる新鮮な白身魚を使ったフリットには

純米酒を合わせて欲しい

淡白な白身魚を衣で覆う事でジューシーさが出る

フルーティー吟醸酒よりもどっしり構えるタイプの純米酒を合わせたい

白ワイン用グラスに15度程度の純米酒を注いで欲しい

 

アクアパッツァ

こちらはムニエルと対照的に魚料理だが

酸度が高い純米酒と合わせるべきだ

ムニエルのスープはムニエルに比べると水っぽい

薄味の料理に濃い味の日本酒を合わせると料理を邪魔してしまう

アクアパッツァを引き立てるためには

キッリとした味わいの日本酒がベストである

 

マルゲリータピザ

ピザの隊長格マルゲリータピザ

絶対ワイン派の人が大半だと思いますが騙されたと思って試して下さい

チーズと日本酒は相性が良く

乳酸系のヨーグルトなどの香りを出す酵母もあります

マルゲリータはトマトとチーズのみで作られるピザです

そんなピザにはヨーグルトやサワークリームのようなフレーバーが

感じられる生酛系純米がオススメです

現在、日本で造られる日本酒の1%の製法で造られる生酛系が

作り出す独特の香りとピザの王道マルゲリータの組合せは絶品

 

■ボロネーゼ

ピザの隊長がマルゲリータならパスタの隊長はボロネーゼでしょう

誰もが一度は食べた経験があるパスタではないだろうか

ひき肉を炒め、トマトソースと絡めたパスタで作り方は簡単だが

家庭、お店毎に違いがありその違いが面白い

白、赤どちらのワインとも合うボロネーゼにはキノコ系の香りがする

山廃純米を合わせて欲しい

甘いひき肉と山廃系純米酒のマリアージュは私達を未開の地に

連れて行ってくれる

少し温度が高めの20度前後の山廃純米をロックグラスで提供して欲しい

山廃系の香りが溜まり過ぎずバランス良い味と香りを楽しめる

 

 

今回はイタリア料理と日本酒のマリアージュを紹介した

穀類を原材料に多く使うイタリア料理と

同じく穀類のお米が原材料の日本酒は意外とマッチする

 

日本酒のマリアージュを探すのは意外と楽しいく

自炊するときの料理のバリエーションも広がる為

オススメします

 

 

 

洋食と日本酒の相性

 

 

日本酒は日本伝統のお酒で

主に和食と相性が良いです。

 

刺身、お寿司、煮物、揚げ物等

日本伝統の料理とその料理に合う日本酒の組み合わせは

食事を何倍にも楽しい時間にしてくれます

 

2013年に和食がユネスコ無形文化遺産に登録されました

和食や日本食材に注目が集まると同時に

日本酒や焼酎など日本のお酒にも注目があつまり始めました

ワインと日本酒は同じ醸造酒ということもあり

フレンチやイタリアンと日本酒を合わせて料理を提供するような

お店も出てきました

ワイングラスが鼻を覆うような作りになっている理由は

ワインの香りを飲む時にも感じてもらう意図があります

 

 

吟醸酒などフルーティーな香りがする日本酒を

ワイングラスに注ぎ提供するお店が国内外で人気を博すようになりました

 

日本酒は和食にしか合わないという考え方は捨て

今からご紹介する料理と日本酒を合わせて食事を楽しんでください

 

①フレンチ

■スモークサーモン、生ハム

前菜とよく冷やした純米大吟醸酒の組み合わせは抜群です

サッパリした味わいの前菜とフルーティーだけどお米感も残る

若めのお酒をワイングラスで楽しむ

普段、白ワインを合わせがちですが純米大吟醸酒との相性も抜群

 

■ムニエル

白身魚を使うムニエルに合わせる日本酒は

吟醸系のフルーティーなお酒も良いですが

ここは敢えて、古酒よりの純米酒を合わせると良い

白身魚自体はサッパリした印象だがムニエルに使用するソースは

意外と濃いので意外とお米感の強い純米酒が合う

 

ラムチョップ

ジビエ料理人気が高まって来ておりますが

昔からフランス料理として愛され続けてきたラムチョップ

羊の独特な匂いが苦手な人もいれば逆にあの匂いが好きな人もいる

癖の強い料理には癖が強い日本酒を合わせるのがセオリー

癖の強い日本酒といえば山廃純米系しかも無濾過原酒

みりんに近い日本酒や、甘酸っぱさが特徴の日本酒など

本当に幅広い味を楽しめるのが山廃系

山廃って文字だけ見ると少し美味しくなさそうな印象を持ちがちだが

逆にそれが癖になって美味しさの秘訣になっている

癖のラムと癖の山廃

癖同士のマリアージュをご賞味あれ

 

 

 

■合鴨ロースト

フレンチといえば合鴨のイメージをお持ちの方も多いのでは

合鴨は食べ易い食べ口だが噛めば噛むほど奥深い味が口中に広がる

それと相性が良いのは山廃系純米だ

山廃系のナッツやキノコ系の香りがする日本酒と合鴨が合う

ここはワイングラスではなく口が大きく開いたガラスお猪口で

楽しんで頂きたい

 

 

■牛肉の赤ワイン煮

フレンチのメインディッシュの代表格はゴールドに近い日本酒

古酒を合わせて欲しい

赤ワインで長時間煮込んだホロホロの牛肉との相性間違いなし

牛肉の旨味と赤ワインんのコクを古酒が更に引立てる

普段、赤ワインを合わせ渋みを楽しむ人が多いと思うが

古酒も引けを取らない

赤ワイン用のグラスに古酒を注ぎグラスの中に入った

日本酒を回しながら飲むと香りが顔全体に広がり

身体全体で料理を楽しめる

 

 

今回は日本酒とフレンチの意外な組み合わせを紹介した

ワイングラスで日本酒を飲むと今まで感じなかった

日本酒の新たな一面に出会う

レストランや家飲みで是非試して欲しい組み合わせである

和食と日本酒の相性編

 

 

 

居酒屋で何気なく注文する料理とお酒ですが

お酒を飲む目的は何なんだろうと考えた事はありますか

 

ストレス発散や飲みニケーションのツールとしての使い方

単純に楽しむ為に飲む

と回答する人が大半を占める

 

 

 

お酒は料理の味を引き立てる役割もある

 

例えば、お寿司には日本酒というイメージを持たれがちだが

実際にどんな種類の日本酒がどのネタに合うのかまでを

考えて注文する客はゼロと言ってよいだろう

 

 

今日は和食と日本酒の相性についてご紹介いたします。

①刺身

■マグロ赤身

寿司の王道、マグロと相性が良い日本酒は

純米酒や山廃純米酒

12〜15度で提供

赤身の持つ旨味と酸味を引き立たせる

 

■マグロ 大トロ

脂の乗った大トロに合わせる日本酒は

ふくよかな特別純米酒

12〜15度で提供

特別純米酒クリーミーさが

大トロの持つクリーミーさを更に引き立てる

 

 

■タイ

甘みと旨味が程よい純米酒

12〜15度で提供

純米酒のまろやかさがタイの旨味を引き立てる

 

 

イカ

リンゴ酸の酸味がハッキリした大吟醸酒

10度程度で提供

大吟醸ならではの吟醸香イカの旨味を引き立てる

 

■ホタテ

まろやかな純米大吟醸酒

10度程度で提供

ホタテの旨味をあえて純米酒と合わせて引き立てる

 

 

②焼き物

■サバの塩焼き

熟成により味にまろやかさが出てきた純米酒

15度前後、45度前後の燗酒で提供

サバのジューシーさを純米酒が引き立てる

 

■西京焼き

バタークリームのような香りがする山廃純米を

45度前後の燗酒で提供

西京焼きのソースと山廃純米の香りが料理を美味しくする

 

 

■出汁巻玉子

ふくよかな甘口の純米酒

15度で提供

出汁の甘味、旨味を甘口の純米酒

熱々の出汁巻とほんのり冷たい純米酒の相性も抜群

 

③煮物

■ほうれん草のお浸し

青竹の香りがする吟醸酒

10度前後で提供

ほうれん草の青々しさを引き立たせる

 

■茄子の揚げ出し

ふくよかな純米酒

45度前後の燗酒で提供

出汁と燗の純米酒の相性が抜群

 

■もつ煮

熟成により色が付き始めた山廃純米酒

15度前後で提供

もつ煮の深いコクと熟成し始めた山廃純米が

丁度良いバランス

 

 

④揚げ物

■タコの唐揚げ

熟成によるお米の甘みを感じられる古酒を

15度前後で提供

衣の甘味とタコの旨味を感じつつ熟成古酒で更に

お米の甘味を感じる

 

■エビフライ

クリーミーさを感じる純米酒

15度前後で提供

エビのプリプリ感やクリーミーさを

純米酒で引き立てる

 

 

今回は刺身、焼き物、煮物、揚げ物と日本酒の相性について

ご紹介した

料理が変わると合わせる日本酒の種類も変わる

食べたい料理が決まったらそれに合う日本酒を探すのも

食事の楽しみ方の1つだ

ご紹介した料理と日本酒の相性を楽しんでいただきたい

 

 

 

 

 

飲み会に参加するメリット

 

 

 

飲み会が大好きな人ってどんなグループにも1人はいますよね

 

その人が飲み会を好む理由は何なのでしょうか

飲み会からどんなメリットを得ているのか

 

人脈形成かもしれませんし

ただただストレスを発散しているのかもしれません

自分にとってメリットを感じるから積極的に参加するし企画もする

 

今日はそんな飲み会のメリットについて考えたい

 

 

そもそもお酒の効用として人をリラックスさせる効果がある。

お酒を飲んでいると気持ちがフワフワしてきて

ハッピーな気持ちになる人は多いのでは

 

仕事のストレスをお酒の場で発散させる人

普段言えないような話をお酒の力を借りながらする人

お酒を飲みながら女性を口説き落とした経験がある人

 

他にも様々なメリットが飲み会には秘められている

 

歓送迎会や親睦会などが行われる理由も一緒で

新たに組織に加わる人と親睦を深める為に開催される

お互いの事を知る事で今後の業務を円滑に運ぶ目的がある

 

他にも社外の飲み会に積極的に参加している人もいる

彼らは飲み会の目的をストレス発散ではなく

人脈形成を目的としている

社内や一般業務では関わる事が無い人達と交流を深め

自分が知らない世界の事を積極的に学ぼうとしているのだ

学生と社会人、異業種、男女など様々なテーマ毎に

飲み会が企画されていたり

自分で企画する人もいる

彼らはその飲み会を通して多くの恩恵を受けてきた経験があるから

その飲み会に参加する

 

 

お酒の場1つでもその人の人間性が現れる

グラスの飲み物が少ないなと気付くとビールを注ぐ

他の飲み物を飲まれますかとメニューを渡す

飲み会が終盤に差し掛かると水を頼む人

 

細かな気遣いが出来る人と出来ない人の差が

その場で人から好かれるかどうかの境目なのです

それを知っている人は積極的に行い

人間関係を構築していきます

社内外の飲み会でそれが出来る人は社内外の人から好かれ

人脈を形成していくのです

 

その人脈が今後、自分にメリットがあるかどうかは

その時には分かりませんがその人にとってはメリットなのです

 

飲み会に参加したくない人が多い傾向にあります

主催者はその飲み会にメリットはあるのかどうか

参加する人はどこをメリットに感じているのかを

ハッキリさせる事が重要です

 

飲み会を開催するから参加しろ

プライベートの時間を奪われたくないから参加しない

ではないく

本質を見抜いてから判断すべきです

 

今日は飲み会のメリットについて紹介しました

ストレス発散や人脈形成が主なメリットです

飲み会主催者は飲み会のメリットを明確にする事で

より多くの人、普段参加しない人を呼ぶ事が出来ます

今一度飲み会のメリットを考えてみて欲しい

今注目の日本酒カクテルとは

 

 

2020年、オリンピックに向けて密かに

人気が出だしているのが日本酒カクテル

今日はそんな日本酒カクテルレシピを紹介します。

 

日本酒がベースアルコールに向いている理由は4つあります。

1、無色透明で割材との相性が良い

2、お米由来の飲みやすい味わい

3、甘みと酸味の程良いバランス

4、幅広い香り

 

早速、日本酒カクテルレシピを紹介していきます。

 

吟醸系日本酒×柑橘系

 

フルーティー吟醸酒とグレープフルーツやレモン等、柑橘系を

掛け合わせたカクテル

フルーティーな香りと柑橘系のサッパリした味わいが

絶妙なバランスを生み出します。

日本酒のアルコール度数は15%程なので

1:1で割るとアルコール初心者でも楽しめます

 

純米酒×抹茶

和風に仕上げたい時はこの組合せで間違い無し

純米系の米由来の味わいと抹茶のコクと深みが何とも

絶妙なバランスでまったりしたい気分の時には最高

寒い季節には常温の日本酒に温めた抹茶を注いであげると

熱燗ならぬホット日本酒抹茶の完成

 

③日本酒×ライム

日本酒カクテルの定番と言えばこの組合せ

サムライロックという名前で知れ渡っている

作り方は至ってシンプルで

日本酒にライムジュースや果汁、果肉を入れるだけ

ライムの香りで日本酒を飲み易くする

普段の日本酒に飲み飽きた人は是非試して下さい。

 

④日本酒×トニックウォーター

日本酒の香りが好きで普段から飲んでいる方

その香りを更に引立てるのが

トニックウォーター

炭酸成分が蒸発する時に日本酒の香りも一緒に

鼻の奥まで運んでくれる

口の中で炭酸が弾けた時に

普段感じられなかった味わいも楽しむ事が出来る

 

⑤日本酒×乳酸系飲料

日本酒造りで欠かせない成分乳酸

勿論、乳酸系の飲料と日本酒の組合せも良く

じわじわと市場を獲得しつつある

日本酒×カルピスでうすにごり日本酒を表現したり

もっと濃厚なカクテルを作りたければ

日本酒×ヨーグルトなんかも人気が高い

乳酸系との掛け合わせは甘みと酸味のバランスが良く

飲酒量を少なくしたい方向け

さらにヨーグルトとアルコールを一緒に飲むと

酔いずらい効果もあるので悪酔いする日本酒のイメージを

払拭できるカクテルになります

 

 

日本酒カクテルの組合せは無限大で

家にあるもので色々と試しながら

自分なりの日本酒カクテルを作ってみてください

 

日本酒初心者が覚えるべき2つのワード

 

 

初めまして。

SAKE DIPLOMA保持者のSAKETYです。

何を持ってるの?と

疑問に思われる方も多いと思います。

ワインソムリエは唎酒師は?

このどちらかを耳にした事がある方は多いのでは。

私が持っている資格は唎酒師の下位互換と思って頂ければ宜しいかと思います。

唎酒師の下位互換の資格をソムリエ協会が主催しているから

何とも言えない感情で勉強してました。

本来なら唎酒師の資格を目指すべきなのに

将来、取りたいソムリエの資格を付与する協会が主催する

日本酒の資格に挑戦するなんて

書いていても頭が混乱してきます。

 

唎酒師程、エキスパートな資格を持っていないからこそ

日本酒初心者の方に寄り添った記事が書けるのではないか

私はそう考えます。

 

グーグルで日本酒 初心者など調べると

獺祭や十四代など有名なお酒が並べられている記事をよく見ます。

果たしてそれがその人に合うのでしょうか。

更に日本酒初心者の方にその勧め方をすると

獺祭を飲みたい

十四代を飲みたい

に発想が変わってしまうのです。

獺祭が飲めれば満足してしまい他の日本酒には目もくれず

気が付けばロックグラス片手にウィスキーを飲んでいる

なんて事が多いのでは?

そんな方の為に、日本酒初心者が本当に知るべきたった

2つの言葉を紹介します。

 

”純米” ”吟醸

この2つの意味を知っておけば

後は掛け算引き算でどんな味の日本酒なのかが

大体イメージ出来ます。

私がオススメする日本酒の飲み方は

まず、純米酒吟醸酒を頼む事です。

後から述べますが特別純米や、純米大吟醸など

純米の前後に言葉が付く場合があります。

可能であればこれらは避け、まずは”純米酒”を飲んで頂きたい。

同様の事が吟醸酒にも言えます。

生酛吟醸純米吟醸などありますが、まずは”吟醸酒”から飲んで頂きたい。

 

これで何が分かるかと言いますと

米100%で造られる純米酒の特徴です。

米本来の旨味や鼻から抜ける自然発酵のアルコール感など

純米酒でしか味わえない奥深さを感じられます。

 

吟醸酒は低温で長時間発酵され

非常にフルーティーな香りの日本酒が出来上がります。

またフルーティーな味や香りを引き立たせる為

あえて醸造用アルコールを添加しスッキリと飲みやすい

日本酒に造り上げられています。

 

 

この2つの特徴を覚え自分が好きな方を選んでおくと

日本酒選びの際、役立ちます。

銘柄の数は無数にあり全部把握している人なんて2、3人いれば

良い方でしょう。

しかし、日本酒の種類を覚えている人は多く自分がどっちの特徴が

好きなのかを把握している人は多く

銘柄で注文するよりも

純米酒はどのお酒ですか、吟醸酒はどれですか

と注文される方の方が多い印象を受けます。

 

日本酒初心者の方は”純米酒””吟醸酒”この2つを覚え

いますぐ居酒屋で注文してみてください。